『奉仕の幸福(しあわせ)を感じよう~smile machida naka~』
東京町田・中ロータリークラブ設立から43年が経ち、これまで先輩諸兄が築き上げられた伝統と、奉仕における実績に対し、第44代会長を拝命する責任の重さに身の引き締まる思いです。
私が入会してからのロータリー活動はCOVID-19と共にありました。三年余り続いた国のコロナ対策は感染鈍化から大きな節目を迎え、外出自粛の要請や入院勧告などの2類相当の措置から季節性インフルエンザと同様の5類相当へ移行しました。このことから人間の生存、生活における脅威に対し、私達は共に乗り越えようとする社会を目の当たりにしてきました。このマインドは未来のあるべき社会への明るい兆しであり、「新しいはじまりの時」と言えるでしょう。
未だ誰にしも不安はありながらも、改めて地域、日本だけではなく世界には140万人以上のロータリアンが活動していることに希望を持ち、共に行動していこうではありませんか。
RI ゴードンR.マッキナリー会長は年度テーマを『世界に希望を生み出そう(Create Hope in the World)』と発表されました。また、その手法として「継続と変化」というクラブリーダーとしてのテーマも掲げており、テーマの定義を「以前のリーダーたちの良いアイデアを前進させる」と伝えています。
私は今一度、クラブリーダーの歴史を振り返り、新しいはじまり、新たな時代に即したクラブ運営を図って参りたいと考えています。
そこで、先ずはクラブのメンバー間でロータリービジョン、RI会長テーマ、2750地区 宮崎陽市郎ガバナーテーマ、そして2023-2024東京町田・中ロータリークラブテーマを『奉仕の幸福を感じよう~smile machida naka~』とし、そのすべてが有機的に連鎖するイメージをメンバーと共有し、歩みを進めて参ります。
クラブとしては多様性、公平さ、インクルージョンを促進するために、DEIの概念に賛同し、メンバーの参加と参画に対し、公平性を受け入れるオープンなクラブとして事業を構築して参ります。
具体的な2023-2024年度の事業は二年目の継続となる社会奉仕「さつまいもプロジェクト」、三年目の継続となる国際奉仕「ウォーター・クリーン・プロジェクト」を柱に5大奉仕への繋がりを見据えて、わかりやすく価値ある奉仕活動で会員増強に繋げ、メンバーと新たな仲間、関係する皆様と共に奉仕し、社会に貢献して参ります。
結びになりますが、クラブが活性化するには、誰もがファミリーのように居心地よく活動を楽しみ、誰もが幸福感を感じ得る機会にあふれたクラブとなる事ことが大切だと考えています。
東京町田・中ロータリークラブの発展と国際平和を願う一メンバーとして邁進して参りますので、一年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。
第2750地区 東京町田・中ロータリークラブ
2023-2024会長 川島 敏徳